サーブルの論理的な理解を試みる研究室

執筆者の邑仁の経験をもとに、フェンシングのサーブル種目のスキルや戦術を論理的に考察するブログ

はじめに

このブログの大前提

サーブルの世界にはスキルであれ、戦術であれ、これといった正解はないですし、これは間違えということもほとんどありません。このブログでの内容は、執筆者の邑仁が今までに様々な人に教えてもらったこと、経験してきたこと、左記をもとに自分で考察した主観的なものであり、皆様の思考の参考になればと思い記しているものです。

 

サーブルを教わる人が忘れないでほしいこと

コーチを選ぶ権利は生徒にある

サーブルには様々なプレイスタイルがあり、それに基づいて様々な指導スタイルがあります。

従って、いま教わっているコーチ、監督、先輩が絶対ではないということを忘れないでください。

教えてもらう生徒側は、コーチを選ぶ権利を持っています。

合わないと思ったときや何か辛い時は、迷わず外の世界に目を向けてみてください。

 

今の日本のフェンシング界は風通しが悪い部分も多く、特に部活で所属している方は根本的に所属から抜け出すのは至難の業かもしれません。でも、都度通いで参加できる民間クラブなども徐々にですが増えてきているので、何かの機会に参加してみて新しい人と交流してみるといいかもしれません。

 

コーチと生徒、仲間内で用語の認識を合わせる

サーブルを指導したり、仲間と考察し合うときのコミュニケーションではいくつかの専門用語と”大きく”or”小さく”、”集中して”、”速くなりすぎない”などのような形容表現、またコミュニティ内で独自に使っている名詞表現の組み合わせでコミュニケーションをとっていることと思います。

試合会場で他の学校や、クラブの指導を聞くと理解不能と思った経験は一度や二度ではないでしょう。

しかしながら、そのようなコミュニケーションの中で仲間内であったとしても認識齟齬が発生していることは少なくありません。コーチが言う”小さめのアタック”が具体的によくわからない。むしろここでの”アタック”って何を指しているの??という状況になっていないでしょうか。

せっかくのアドバイスや仲間内での考察を明確にしてコミュニケーションロスをなくすためにも、コーチ、生徒問わずお互いの使っている用語の定義を明確確認し合うことはとても大切です。

 

このブログではまずは用語の定義を大事にする

サーブルの様々なことを論理的に理解するためにも、それを情報として言語化するためにも、使用する用語の定義については重要視します。

用語集のページや、各々の記事のページに言葉や用語の定義を明確に記述するように心がけますので、お読みいただく際はそちらにも気を使っていただけると幸いです。

 

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